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米国×欧州 2023ライダーカップ 1日目 |
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2021年開催大会:米国選抜 ©Getty Images
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2年に1度行われる米国選抜と欧州選抜による対抗戦。大会の起源は1927年、英国の大富豪サムエル・ライダーが提唱し「米国vs英国」の対抗戦として開催されたのが始まり。賞金は一切ないが、この大会に選ばれ出場することがゴルファーにとって最高の名誉とされ、米国や欧州の一大スポーツイベントのひとつとされている。国の威信や誇りを背負った選手たちが魅せる3日間の戦いは、普段のトーナメントとは全く違う感情むき出しの情熱的なもので、まるでサッカーの試合のような観客の大歓声も見どころのひとつだ。ゲームはフォアサム形式とフォーボール形式のダブルスマッチプレーとシングルスマッチプレーのフォーマットが採用され、ゲームごとにポイントが付与される。前回大会では米国選抜が最終日のシングルスマッチプレーを7勝3敗2引き分けで8pt加算し、19.0対9.0の大差で圧勝。2大会ぶりにライダーカップを奪回した。通算成績は米国の28勝14敗2分けとなった。2023年の舞台はイタリア・ローマ郊外のマルコ・シモーネGC。1000年頃に建てられた城の跡地に作られたコースで、18Hからはサンピエトロ大聖堂を望むこともできる。
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