関西の視聴率男と呼ばれテレビタレントとして活躍し、歌手としても人気を博したやしきたかじん。その下積み時代から晩年までの道程を、著書、発言、関係者への取材をもとに駿河太郎主演で描くドラマ。19歳のたかじんはアルバイトに励みながら歌手になる夢を追い、祇園のクラブで弾き語りをして活動していたが、プロへの道は遠く、結婚生活は破綻。そんな時、劇団員の高村京子に一目ぼれ。たかじんは、親友が書いた詞をもとに、京子のために曲を作る。すると、それがプロデューサーの目にとまり、ついにレコードデビューを果たすが…。