2001年9月11日は人類史における新しい恐怖時代の幕開けだった。同時多発テロ事件によってアメリカはルールなき闘い、従来の戦術が通用しない闘いの最前線へと立たされた。世界はテロ行為をめぐる対立により一変してしまった。世界各国が命を脅かす脅威に直面しており、その脅威は日々増す一方である。私たちは終わりなき戦争に陥ってしまったのだろうか？番組では、その答えを見つけるべく、対立の原因となった歴史的な根源を探り、どのようにしてテロが現在のように拡大していったのか、どのように我々が反撃してきたのかを明らかにしていく。前半は、アルカイダからＩＳＩＳまでテロ組織の歴史を解き明かし、後半は、アメリカ・ボストンやフランス・ニースでも事件を起こしている、一般市民に対する無差別攻撃をするテロリストを追う。番組の最後には、テロ対策や世界が直面する脅威にどう対応しているかを検証する。